1986-03-27 第104回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
○瓜生説明員 今の輸入のお話でございますけれども、乳製品の輸入につきましては、バター、脱脂粉乳等の指定乳製品を畜産振興事業団の一元輸入品目といたしますとともに、その他の主要品目も輸入割り当ての対象といたしまして、国内の需給に悪影響を及ぼさないように措置いたしております。
○瓜生説明員 今の輸入のお話でございますけれども、乳製品の輸入につきましては、バター、脱脂粉乳等の指定乳製品を畜産振興事業団の一元輸入品目といたしますとともに、その他の主要品目も輸入割り当ての対象といたしまして、国内の需給に悪影響を及ぼさないように措置いたしております。
そうするとばらばらに、つまりそれぞれの用途に応じて輸入したはずのものが、何回も言うようですけれども医薬品のベースとして乳糖が輸入される、あるいはカゼインが輸入される、脱脂粉乳、これは一元輸入品目ですが、バターもそうですが、それぞれ輸入をされて、これにうまく技術を加えれば幾らでももとの牛乳らしくなる。これはだれが見たってそういうことは考えられるわけです。
○浜西委員 一元輸入品目は今バターと脱脂粉乳と言われました。カゼイン、つまり工業用の接着剤だとか、今言う医薬品のベースになるような乳糖あたりは、自由化の品目ですね。そうすると、それらが幾らでも入ってくるわけですが、現在出回っておる、私が申し上げたようなこういう小さなコーヒー用クリームと言ったらいいでしょうか、聞くところによるとこれは年間七百万トンも我が国で製造されておる。
事業団の一元輸入品目の四年間にわたる輸入停止とか、それからその他の割り当て品目の、輸入割り当ての抑制とか私どもやってきておるわけでございます。
先生の御指摘の輸入問題は、酪農製品につきましては、御承知のようにここ三年間、一般的な事業団の一元輸入品目は全く輸入いたしませんで、せいぜい、値段が合わないという意味でどうしても必要な、えさに回す脱粉とか、学校給食用脱粉の若干とかあるいは国内で使われてない乳糖、カゼインのたぐいを入れていたのですが、これについても、これだけ生産が上回っている段階で極力減らそうということで、五十六年度の乳製品輸入は前年度
輸入につきましては、先ほど申しましたように、牛肉につきまして大変激しい要請があります中でも、たとえばどうしても国内の生産との関係が調整つかない部分については、枠を五十六年度につきましては若干カットをしたというようなことまで、そういう意味じゃ大変厳しい運営をいたしておりまして、その他たとえば、一元輸入品目の乳製品につきまして、これで三年間輸入を停止しているとか、対外問題が激しい中ではございますが、必要
ただいまのいわゆる一元輸入品目以外の乳製品について、はっきり申し上げますと実は一番大きいものはえさ用の脱脂粉乳なのでございます。その次はチーズでございます。それからあと乳糖、カゼインと調製食用油脂が比較的大きなものではないかと思います。 私、やはり品目ごとにそれぞれ事情が違うと思います。
それでは、ひとつ所管の畜産局に聞きますが、いまの質問につけ加えてお尋ねをしますが、一元輸入品目、つまり非自由化品目のほかに入ってきている乳製品というのは何トンあるのか。生乳換算で結構であります。つまり、それは輸入貿易管理令や関税割り当て制度によって入ってきているものを指すのでありますが、その辺のところは明確になっていますね。
いま問題になっております、バターに植物油、ココナツ油であるとか大豆油であるといったようなものをまぜてきますと、これは調製食用脂に分類されるというのが現在の取り扱いになっているわけでございますが、バターは一元輸入品目、それから調製食用脂は自由化品目というようなことがございますので、バターにこういう植物油をまぜてきても、バターの特性が失われないという程度のものであればこれはバターに分類する、バターの特性
これにつきましては、国内の輸入乳製品の需給動向が過剰状態にある、また、国内の牛乳の生産の現在の動向としても過剰基調にあるということから、需給の均衡を国内において図らなければならないという現時点におきまして、輸入乳製品が増加していくということは、国内の酪農の健全な発達のために影響があっては困るというふうに考えておりまして、輸入につきましては輸入制度のもとで輸入が規制できるものについては、これはたとえば事業団の一元輸入品目
同時に、そのうち主要な乳製品でございますバター、脱脂粉乳等につきましては、畜産振興事業団の一元輸入品目といたしております。現在、国内乳製品の需給が大幅に緩和しておる状況でございますので、バター、脱粉等の主要乳製品についての事業団の輸入は停止をいたしております。今後も、乳製品の需給が逼迫して輸入を必要とするような事態にならない限り、事業団輸入は原則として行わないという方針でございます。
乳製品につきましては、これも大臣からお答えいたしておりますように、国内生産により、できるだけ安定的、効率的に供給することを基本にいたしておりまして、不足する分について輸入で賄うということにいたしておるわけですが、最近の生乳需給事情にかんがみまして、畜産振興事業団による輸入、これは一元輸入品目でございますが、これは停止をいたしております。
それから、主要な乳製品につきましては、畜産振興事業団の一元輸入品目としておりまして、その輸入については、国内の状況を見ながら適切に運用するということにいたしております。それから、輸入が自由化されている品目が一部あるわけでございますが、最初に申し上げましたように、これは国内生産のものと事情が異なる。
さらにそれ以外のもの、若干の輸入をしているわけでございますが、バターとか食用脱脂粉乳、これは畜産振興事業団の一元輸入品目として、国内乳製品の需給を配慮して入れているわけでございます。したがいまして、食用脱脂粉乳はここしばらく輸入は行っておりませんし、バターにつきましても、昨年早い時期に量としてわずか二千トンを入れたというだけで、この輸入は行っておらない状況でございます。
それから、第三の範疇といたしましては、先生御存じのように、畜産振興事業団で一元輸入品目という形で国内の乳製品の需給に十分配慮した輸入措置がとられている、こういったものがあるわけで、これはまさにバターだとか食用脱脂粉乳、こういったものであります。
衆議院の物価対策特別委員会で問題になりましたのは、現在畜産振興事業団の一元輸入品目になっております全脂粉乳とか脱脂粉乳に少量のココアが添加されまして、それがココア調製品ということで、畜産振興事業団の一元輸入制度のワク外に置かれて自由に輸入されておる。これがわが国の酪農に対して非常にダメージを与えておるのではないか、そういう御質問がございました。
だから、たとえば畜産振興事業団が一元輸入品目にしておるのはバター、練乳、プロセスチーズ、全脂粉乳、脱脂粉乳、バターミルクパウダー、ホエイパウダー、こういうものでしょう。あとはココア調整品にしろ、バター入り調整油脂にしろあるいは乳糖、カゼインにしろ、自由化したのです。それは心配がないからしたんです、その当時。